こんにちは。
ホノルルセンチュリーライド出場を目指し、ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。
前回まででロードバイクのフィッティングを受けてきた話を書きましたが、その時にロードバイクを効率よく漕ぐための基本姿勢も教わりました。
少しの事に気をつけるだけで劇的に変わったので、今回はその内容を書いてみたいと思います!
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元オリンピック選手に教わった、効率よく走るための基本姿勢。【ロードバイク初心者】
江ノ島のリンケージサイクリングさんでフィッティングサービスを申しこんだ私。
(詳しくは過去記事をどうぞ→フィッティングサービスを受けてきました!【その1】)
私のフィッティングはアテネオリンピックに出場したという経歴を持つ元ロード選手の田代恭崇さん。
私の身体に合わせて快適さと走りやすさを追求したフィッティングを、長時間に渡って行なってくれました。
フィッティングの際の希望として私がお願いしていたことの一つに、「フォームを見て欲しい」というものがありました。
一人で走っていると自分のフォームがどうかなんて分からないですからね。
リンケージサイクリングさんでは自分が漕いでいるところのフォームをモニターで見ながら走ることができるので、問題点や改善点がものすごーく分かりやすかったです。
フォームがなっていなかった私に田代さんが教えてくれた基本姿勢は以下の通り。
・基本姿勢はどこにでも動ける野手のポーズ。
(野球の野手のように、どこに球が来ても拾いにいけるように中腰で膝は柔らかく)
・野手のポーズで前を見てお尻を上げ、肩は下げて腕はぶらぶら動かせるように。
・自転車の上で分かりづらければ、左右のペダルが水平になる位置で立ち乗りし、その上で野手のポーズをとってそのまま座ると良い。その時、お尻は上げぎみで、腰とお腹と背中だけで支えるように。
・腕には荷重しない。ハンドル操作をするだけ。
この野手のポーズが基本姿勢を覚えるのにすごく分かりやすく覚えやすいと思いました。
野手のポーズや詳細をちゃんと知りたい方は絶賛発売中の雑誌「バイシクルクラブ7月号」で田代さん本人が解説してくれているのでそちらをどうぞ。
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そして、この基本姿勢でロードバイクにまたがり、漕ぐときのペダリングで気をつけるべきことは、
・膝と太ももをお腹にひきつけるようにして回す。
・かかとは下げ気味にする
なんだそうです。
かかとを下げ気味にする、というのは私の元々の乗り方がかかとが上がっていたために言われたので、すでに下がっている人には必要ないかも。
でも、「膝と太ももをお腹にひきつけるようにしてペダリングをする」というのはとっても大事なんだとか!
田代さんいわく、「引き足を使う」ような言い方はやや古いと。
引き足という考え方もダメではないけど、膝と太ももをお腹に引きつけるようにして回す意識を持っている方がより効率よく回せるそうです。
(理由を聞いたけど忘れてしまった・・・。たぶん足首の角度とかの問題だったかも)
で、ズボラで忘れっぽい私は田代さんに
「正しいペダリングをするために一番大事なこと、一つだけ気をつけるとしたら何ですか?!」
と聞いてみると、やはり
「太ももをお腹にひきつけるように回すこと」
という回答が。
あれだけ色々と教えてくれた中で一番大事ってことは、こりゃあすごく重要だ!
まずこれだけでも意識してやってみよう。
(言われたこと全部やれよ・・・)
そして、フィッティング後に言われた通り、野手のポーズでかかとを下げ、太ももをお腹につけるように回してみると、元々のフォームと全然違う!
なんていうか、力が逃げずにちゃんと自転車に伝わっている感じというか、身体全体を使えているというか。
やっぱりプロは凄いですわ。
野球を全然知らない、観ない私だけれど、今度から野球中継やってるときは野手を見てしまいそうです。
もっと効率よく走りたい、という方の参考になれば嬉しいです^^
以上、
「ロードバイクの基本姿勢を元オリンピック選手に教わったら劇的にペダリングが変わった話。ロードバイク初心者】」
でした。
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