こんにちは。
ホノルルセンチュリーライド出場を目指し、ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。
以前の記事でも少し書きましたが、少し前に初めてハンガーノックになりました。
もちろんハンガーノックにならないように気をつけていたつもりでしたが、私の予想以上に怖いもので、気がついた時にはもう遅かった。
今回は、実際になってみて分かった、ハンガーノックの怖さについて書いてみたいと思います。
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ロードバイク初心者、ハンガーノックになってはじめてその怖さを知る。
ハンガーノックとはマラソンやロードバイクなど、長時間カロリーを消費し続けるスポーツで起こるエネルギー切れ状態のこと。
体内に貯蔵されているエネルギーを使い切ってしまうことで身体が動かなくなり、力が入らなくなる、頭がもうろうとする、手足がしびれる、吐き気がする、などの症状があらわれます。
一度ハンガーノックになってしまうと飲み食いしてもすぐには回復しないので注意が必要です。
私がハンガーノックになったのは先日の多摩サイデビューで99キロ走った時。
前の記事でも書きましたが、最後に家の近所をぐるぐる走っていた時に頭がぼーっとして、軽い吐き気がし、身体に力が入らない感覚がしていました。
後から振り返ってみたら確実にハンガーノックだったのですが、最後に補給をしてから10キロも走っていなかったのでその時はそう思わなかったんですよね。
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「あと家まで数キロ走るだけだから」と思って補給食も水分も摂らずに走っていたのがいけなかった。
疲れているせいで身体が動かないと思い込み、数キロ頑張って走ってフラフラしながら帰宅。
家に帰ってプロテインを飲んでも、ストレッチしながら休んでも全然回復しない。
それどころか手がピリピリとしびれ出し、そこでようやく「ハンガーノックでは?」と思い至った訳です。
慌てて家にあったグミとビスケットを食べたら少し回復しましたが、手のしびれと吐き気が全然おさまらない。
「ハンガーノックって一度なったら回復するまでに時間がかかるって本当なんだ」と朦朧とした頭で思いながら、横になっても吐き気がしてなかなか寝つけません。
ひどい時には意識を失う場合もあるそうなので、夫の帰りが遅かったその日の夜はかなり怯えながら横になって過ごしていました。
翌朝にはしびれはなくなって吐き気もだいぶおさまったため、ようやく復活です。
(疲労のせいで胃腸が弱ったけど)
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噂には聞いていたけど、ハンガーノックって本当に怖いものだと今回身を持って実感しました。
普段はムダ食いしないように空腹でも我慢するようにしているので、ロードバイクに乗っている時も「まだ大丈夫」と思ってしまうけど、「お腹すいたなー」と思ったときにはもうハンガーノックに片足をつっこんでいるんだとか。
エネルギーが切れかけてから食べても、それをエネルギーにするまでに時間がかかるので、その間にエネルギー切れになって動けなくなってしまうそう。
なので、お腹がすく前にこまめに補給するのがハンガーノックを防ぐために重要だそうです。
前の記事で「荷物を少なくするだめに補給はできるだけ持たない」と書いたけど訂正。
ミニ羊羹やジェル系補給食を最低1つは常に持って、空腹を感じる前に口にしようと固く誓いました。
そういえば、昔はよくクロスバイクで30キロとか走り回った後にちょっと気持ち悪くなっていたけど、あれも今思えば軽いハンガーノックだったのかも。
ダイエットを意識して飲み物しか飲まずに何も食べずに走っていたしね・・・。
無知って怖いです。
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という訳で、今後ハンガーノックにならないように、
- 朝食は炭水化物中心にしっかりめに食べる
- 長距離走る前日の夕食は炭水化物の割合を多くする
- ライド中の昼食も炭水化物中心にする
- 1時間に一回は補給する(できなければ一回の補給を多めにする)
- 空腹になる前に補給するよう心がける
などの点に注意しようと思いました!
実際、その後のライドでは前日から炭水化物摂取を多めに意識することで比較的楽に走れている気がしています。
本当に、ハンガーノックは一度なってしまったら回復するまでにかなり時間がかかります。
イベント時にはもちろん、練習中やその後になってしまったら楽しいはずのライドが悲しい思い出になってしまうので、早め早めの補給をこころがけましょう!
以上、
「ハンガーノックを初体験。なってみて分かったその怖さ。【ロードバイク初心者】」
でした^^
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