こんにちは。
ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。
ホノルルセンチュリーライドで100マイル完走したい!と考えるロードバイク初心者が気になるのがコースの獲得標高と高低差。
そこで今回は、ホノルルセンチュリーライドの獲得標高&高低差について調査。
さらに、私が今年実際に走ってみた上での坂の感想を書いてみたいと思います!
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そもそも獲得標高とは何?どこからどこまでの高さの合計なの?【ロードバイク初心者】
ロードバイク初心者であればあるほど弱いのが坂(登り)。
ロードバイクを買って4年経過した私も、これまでの練習不足がたたっていまだに坂は苦手です(´Д` )
でもロードバイクで移動しようと思ったら基本的にはアップダウンは避けられません。
だからヒルクライムじゃなくロングライドでいく!と思っても結局坂を登らないといけないんですよね。
そして、ロングライドイベントに参加する場合、ちょっとも坂がないコースというのはまずありません。
景色の良い場所を組み合わせてコースを作ろうと思ったら、どうしても多少のアップダウンがあるコースになってしまいます。
そしてそれは、初心者もOK!とうたっているホノルルセンチュリーライドも同じ。
ホノルルセンチュリーライドは海外にもかかわらず比較的参加しやすいし、ハワイのホノルルという多くの日本人が好きな場所で開催されるため、人気の海外ロングライドイベントの一つです。
私と同じようにロードバイク初心者のうちからホノルルセンチュリーライドに出てみたい!と思う人は多いようですが、初心者であればあるほど気になるのが獲得標高と高低差。
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ロードバイクに乗り始めると獲得標高という言葉を頻繁に見るようになりますが、私がちゃんとした意味を知ったのはここ最近のこと(ズボラすぎ)。
でも実は、獲得標高の言葉の意味や使い方は人によって違うんだそう。
私が思っていた「獲得標高」の意味は、
「コース内で純粋に、実際に高いところに登った標高(高さ)の合計」。
例を挙げると、
- 200m登る
- 100m下る
- 300m登ってゴール
というコースでの獲得標高は500mで、登った高さだけを合計するんだと思っていました。
そして今でもそういう風に考えています。
ですが、
2) このコースで下った分をマイナスして獲得標高を400mとする
3) 単純にスタート地点から一番高い地点との差で300mとする
という考え方もあるんだそうです。
自転車ジャンルにおける「獲得標高」という言葉の意味が統一されていないために、同じ言葉を使っていても人によって考えている内容や意味が全く違っている事もありえるんです!
獲得標高の数字が高ければ高いほどハードなコースだという事は全員同じ認識ではありますが、同じコースを見ていても人によって獲得標高の考え方が違えば出す数値も違います。
例えば3番目の考え方をしている人に「獲得標高300mのコースを走ろう」と誘われた場合、1番目の考え方をしている私は「300mだったらいけそうだ」と考えます。
でも、3番目の考え方をしている人は、一番高い地点しか見ていませんから、その前後には無数のアップダウンがあるかもしれません。
なので、コースで獲得標高の数字を見ても自分が考えているルートと違う場合があるので注意が必要です。
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初心者のうちは獲得標高の数字が小さくても安心せずに、できればルートマップでどれぐらいアップダウンがあるのかをチェックしておくといいですね^^
ちなみに、1番目に挙げた考え方(私が思ってるヤツ)で出された「獲得標高」の数値は「累積獲得標高」という言葉で表されることもあるので、「獲得標高」と「累積獲得標高」の両方が書かれている場合、獲得標高は2番目か3番目の意味で使われているはずです。
また、下った分を入れて計算する考え方もあるそうなので、下り分を入れていないという事をはっきりさせるために「上り獲得標高」とわざわざ書いてくれている事もあります。
つまり、獲得標高の数値は人によって考え方や計算方法が違うため、数字が少ないからといって安心しては危ないという事^^;
すでに書いたようにできるだけルートマップで高低差をチェックしておくか、それができなければ「もっとアップダウンがあるかもしれない」と覚悟して臨むようにするといいでしょう(笑)。
ホノルルセンチュリーライドの獲得標高と高低差はどれくらい?【ロードバイク初心者】
前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題。
ホノルルセンチュリーライドの獲得標高と高低差はどれくらいなのか?という事ですね。
実は、ホノルルセンチュリーライドの公式サイト等ではコースの獲得標高は記載されていません。
マップを見ても分かりません。
てか、マップは本当に地図でしかなく、各ポイントでの高低差すら分かりません(´Д` )
初心者にやさしいイベント、としているのなら獲得標高や高低差などははっきり記載しておいて欲しいものです。
私がホノルルセンチュリーライドに参加を決めた後に少しずつ坂練習を続けていたのは、「初心者向けと言ってるけど獲得標高が分からないから油断はできない」という意識がうっすらとあったから。
(詳細は後で書きますが、坂練習しといて良かったです^^;)
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で、結局正式な獲得標高は分からないまま走った訳ですが、これからホノルルセンチュリーライド参加を検討している皆さんは非常に気になるはず。
という訳で、ホノルルセンチュリーライドの獲得標高を調べてみました!
調べると言っても公式なデータがないので、ネット上で。
そうしたら、こんなルートデータを見つけました。
こちらはどなたかがルートラボで作成して下さったホノルルセンチュリーライドのコースデータです。
2012のコースのようですが、2018年のコースもほぼ同じみたい。
ホノルルセンチュリーライドが公式に出しているマップは転載禁止とのことなのでこちらを参考に使わせて頂きましたm(_ _)m
このマップをクリックすると詳細なコースデータを見られるのですが、下の方に高低差が分かる地形図も載っていて分かりやすい。
とてもありがたいです(´Д` )
で、このデータによると
ホノルルセンチュリーライドの獲得標高は約750mとなっています。
そして、最大標高差(コース内で一番高低差が大きいところの差)は67mのようです。
これだけだと心もとないので他の情報も探してみると、同じように獲得標高は約750mとなっているサイトを見つけたのでこれは信頼できそう。
ですが、獲得標高1400mという情報もあるので混乱します(´Д` )
750mと1400mでは倍ぐらい違うので、どっちを信じるかによって覚悟すべき度合いが大きく変わってきます。
ただ、このマップの地形図(高低差の図)を見る限り、私が考える獲得標高(上で挙げた1番目の考え方→実際に上った標高を全て合計した数値)で計算すると750mになりそう。
もう一つの数値である1400mを導き出すためには上で挙げた3つの考え方では無理なようなので、上りも下りも全て合計した数値なのかもしれません。
ここまで考えても確証はないけどねっ!( ゚∀゚)アハハ
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なので、一般的な「獲得標高」という意味で考えると、
ホノルルセンチュリーライドの獲得標高は約750mと考えて良さそうです。
この750mという数字は、ロードバイクに乗りはじめてすぐという訳でなければそこまで苦戦する獲得標高ではないそうです。
最大標高差(最大高低差)も67mなので、坂が得意でない人でも走りきれるコースだと言われています。
ホノルルセンチュリーライドを実際に走ってみた私の体感と感想。
ホノルルセンチュリーライドの話題になると必ず漂うのが「初心者でも大丈夫♪」という空気。
獲得標高750m、最大高低差67mという数字は初心者でも問題なく走れる数字だと認識されているようです。
私も実際に走るまでは「ホノルルセンチュリーライドは初心者向けだから大丈夫だよね☆」と思っていました。
だがしかし。
アップダウン、けっこう苦しかったです(´Д` )
確かに先が見えないほど長い坂はないし、斜度だってそんなにキツいところはあまりない。
でも、前の記事でも書いたように細かいアップダウンが多いので、それで心が折れそうになってしまうんですよ!
コース全体の獲得標高はそうでもないけれど、細かいアップダウンが分散されているので、坂が苦手な私はその一回一回で消耗してしまいました(´Д` )
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ちなみに、私が昨年完走したツールどちばの獲得標高は970m。
同じ計算方法だとしたらツールどちばの方が獲得標高が高くハードなコースという事になりますが、体感的にはホノルルセンチュリーライドの方が辛かったです。
ツールどちばは最初にドカンと激坂があり、後半は緩やかな下り基調でアップダウンはあまりありませんでした。
坂が得意でない私の場合、小さい坂に何度も出会うよりは、大きい坂をドカンとまとめて越えておく方が気持ち的に消耗しないのかもしれません。
坂に苦手意識がなければ問題はないと思いますが、「坂はできるだけ避けたい」と思っている方は私と同じように細かいアップダウンでくじけてしまう可能性があるので、坂が多いことを覚悟しておくといいと思います(`・ω・´)
またこれも前の記事で書きましたが、ホノルルセンチュリーライドには制限時間があります。
限られた時間内で100マイルコースに挑戦する場合、坂で時間を使いすぎると完走できないことも。
なので、坂が苦手な方はできる範囲で事前に坂を上る練習をしておくと時間に余裕ができて焦らずに済むのでおすすめです^^
とはいえ、数あるロングライドイベントの中では比較的走りやすく、楽しめるコースだという事は間違いありません。
準備をしっかりすればロードバイク初心者でも完走できる可能性は充分にあるので、色々な情報を参考にしつつ、楽しみながら挑戦したいものですね^^
以上、
「ホノルルセンチュリーライドの獲得標高&高低差は?細かいアップダウンがあるので初心者は坂練習がおすすめ!」
でした^^
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