こんにちは。
ホノルルセンチュリーライド出場を目指し、ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。
ここ数日はスプロケットについての記事を書いていますが、初心者の場合は知らないことを調べれば調べるほと新しい言葉が出てくるもの。
スプロケットについて調べているとまたもや「ワイドレシオ」「クロスレシオ」という言葉が出てきたので、ワイドレシオとは何か?という意味を分かりやすくまとめてみたいと思います。
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ワイドレシオとは何?クロスレシオもセットで言葉意味を分かりやすく解説。【ロードバイク初心者】
今回解説するワイドレシオ、クロスレシオはロードバイクの後輪のスプロケットについての言葉です。
スプロケットの種類を変える効果などを知っておくとより分かりやすいと思うので、前回と前々回の記事もよかったら参考にしてください。
(参考記事1:スプロケット交換にはどんな効果があるの?調べてざっくり解説してみた。
参考記事2:乙女スプロケットとは何?32Tの選択肢も最近ではアリ!)
基本事項は上のリンク記事を読んでもらうとして、早速ワイドレシオとは、クロスレシオとは、という言葉の意味から解説します。
すごーく簡単に言うと、
クロスレシオとは、スプロケット(歯車)同士の歯数の差が少ない(クロス=接近している)。
ワイドレシオとは、スプロケット(歯車)同士の歯数の差が大きく、対応できる範囲が広い。
ということ。
分かりやすく具体例を挙げると、
クロスレシオのスプロケ → 13, 14, 15, 16, 17, 19, 21, 23Tの13-23T
ワイドレシオのスプロケ → 11, 13, 15, 18, 21, 24, 28, 32Tの11-32T
みたいな感じ(あくまで一例)。
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クロスレシオのスプロケはそれぞれの歯の数に差が少なく、最小13最大23でその差は10しかない。
それに比べてワイドレシオはそれぞれの歯数に差があります(クロスだと最初の方は1つ違いだったのに対し、ワイドだと2~3個も違う)。
そして、最小11最大32なのでその差は21にもなります。
じゃあクロスレシオ、ワイドレシオではどちらがいいの?という話になってしまいますが、これは前の記事でも書いたように人によります。
どういう風に走りたいか、何が得意で何が苦手か、という事によるんですね。
クロスレシオだと、細かくギアを変えられて効率よく走れるけど、大きいスプロケがないので坂がキツくなる。
ワイドレシオだと大きいスプロケが充実しているので初心者でも漕ぎやすいし坂は比較的楽だけど、細かいギア調整ができないので効率良く走りにくい。
こんな違いがあるからです。
筋力の少ない、坂が苦手な初心者にはワイドレシオがすすめられることが多いですが、それは大きいスプロケがあるから。
歯車が大きいほど漕ぐのが軽くなるので力を入れずに楽に走れるんですね(デメリットもあるけど)。
ですが、ワイドレシオだと平地のいろんな場面や、ゆるーい坂などの時にちょうどいいギアを選択できないことがあります。
ワイドレシオだとそれぞれの歯の数に差があって、15の隣がいきなり18だったりする。
「本当は16ぐらいで漕ぎたいのに!」という時にちょっとキツかったり、軽すぎて力が逃げちゃう、という事になるんです。
軽すぎるとその分たくさん回さないと前に進まないので、そこで体力を消耗してしまうという事にもなりかねないんですねー。
その点、クロスレシオだと15、16、17と飛び飛びにならずに近い歯の数が並ぶので、「ちょっとだけ軽く(重く)したい」という細かいギア選択ができるという訳。
これは想像以上に走りやすいようです。
でもクロスレシオだと大きなスプロケが少ないので脚力がないと坂がツラい、という訳。
けっこう悩ましい問題です。
なので、前にも書きましたがワイドレシオは初心者や坂が苦手な人向け、クロスレシオはある程度坂が上れて速く走りたい人向け(中級レベル以上?)、という感じで扱われているようです。
もちろん私はワイドレシオ!
前回も書きましたが、完成車についていたのが12-30Tという立派な乙女スプロケットだったのでこれで坂に慣れていこうと思います。
12-25Tとかがついてたら即効乙女スプロケに変えてるとこだったので手間が省けました(笑)。
私が12-25Tに変える日は来るのだろうか・・・(遠い目)。
以上、
「ワイドレシオとクロスレシオを分かりやすく解説。ワイドレシオとは何?【ロードバイク初心者】
」
でした。
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