こんにちは。
ホノルルセンチュリーライド出場を目指し、ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。
非常に今更ではありますが、ロードバイク界で有名なクライマーモデル、日向涼子さんの本を読みました。
今回は、その感想やレビューを書いていきたいと思います。
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日向涼子さんはやっぱり凄い。ロードバイクへの愛を感じる一冊。【おすすめ本の感想・レビュー】
今回私が読んだのはこちらの本。
日向涼子さんの「坂バカ式 知識ゼロからのロードバイク入門」です。
今やロードバイク界、ヒルクライム界で非常に有名になったモデルの日向涼子さん。
ヒルクライムレースで上位入賞など、多くの輝かしい成績を残しており、
最近ではツール・ド・フランスと同じコースを走る「エタップ・ドゥ・ツール」を見事完走したことでも知られています。
日向さんにはもちろん持って生まれた才能もありますが、自転車で走ることを心から楽しんで、沢山走ってきたからこそ、今の活躍があるのです。
私もそんな日向さんの事を知ってはいましたが、私とは全くレベルが違う、もともと才能がある人だと思っていました(事実そうなんだけど)。
ですが、この本を読んで日向さんの自転車への真摯な気持ちを知り、練習量を知ったことでもともとの才能うんぬんについての考えは吹っ飛びましたね。
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この本を読み始めてすぐに私が思ったのは、
「これだけ走れば、そりゃあ走れるようになるわ。」
ということ。
日向さんはもともとスポーツバイクには何の興味もなかったそうですが、体型維持のためにクロスバイクを買ったことで、どんどん自転車にはまっていったのだとか。
クロスバイクの時点で毎朝30キロ以上を走るようになり、そして時間があれば100キロ超えのロングライドをしていたそうですから、その時点ですごい。
8月に一日かけて160キロのロングライドをした事もあるそうですが、暑さに弱い私からしたら本当に凄い!
そんな日向さんですから、ロードバイクを手に入れてからますますハマリ、色んな場所に走りに行くようになったそう。
そんな時にロングライドイベントと勘違いしてヒルクライムレースに出ることになり、後にひけなくなった日向さんは特訓して出場。
見事に上位入賞を果たし、その後坂バカモデルとして名前が知られるようになったという訳。
この本には、日向さんがロードバイクにのめりこむまでの経緯だけではなく、坂バカになってからの活躍、日頃の練習方法、おすすめのイベントとコース、など内容が盛りだくさん。
なのでスポーツ自転車をまだ持っていない人でも、ロードバイクに乗り始めた初心者でも、ある程度乗り慣れているベテランでも楽しめるようになっています。
私が個人的にいいなと思ったのは、日向さんの初心者の頃の失敗談。
今では素晴らしい活躍をしている日向さんでも、
こんな間違いをしていたんだ、と思うとなんだか親近感が湧いてきます。
また、この本を読んでいるとなんとなく日向さんがマイペースな人なのでは?と思えます。
人と競うのが好きではないところとか、どこにでも一人で走りに行ってしまうエピソードを読んでいるとそう思えます。
私も一人で走っている方が気楽なので、日向さんの気持ちにすごく共感できますし、「こういうコースを一人で走るのもアリか!」と新しい発見ができましたね。
特に、日向さんが早朝、朝日が昇る前に走る事が多いという話は参考になりました。
紫外線対策になるだけではなく、暑さに弱い私は気温が高い時期は早朝の時間帯に走れば良さそうです。
この本を読む前は、練習方法や知識の説明が多い本かな、と思っていたのですが、日向さんのかわいいイラストもあちこちに入っていて、気楽に読めつつも刺激をたくさんもらえる内容なので、一気に読みきってしまいました。
同じ女性で、大人になってから趣味でロードバイクを始めたという共通点もあったのが余計に刺激になりましたね。
日向さんがひたすら楽しんで走ることで、どんどんとレベルアップしていく様子に励まされます。
私も沢山走って、もっと走れるようになりたい!と思わせてくれる、女性にはもちろん、男性にもおすすめの一冊です^^
以上、
「日向涼子さんの「坂バカ式 知識ゼロからのロードバイク入門」を読んだので、感想・レビューを書いてみる。【ロードバイク女子】」
でした。
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