ロードバイク初心者でもホノルルセンチュリーライドを完走できる?100マイルを狙うなら覚えおきたい9つのこと。

こんにちは。
ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。

今年のホノルルセンチュリーライド2018に参加し、残念ながら100マイル完走できなかった私ですが、参加してみて分かったことも多かったです。

ホノルルセンチュリーライドは初心者もウェルカム!なイベントですが、完全なるロードバイク初心者が何も考えずに走っても100マイル完走は難しいです。

そこで今回は実際に参加して分かった、ロードバイク初心者がホノルルセンチュリーライドで100マイル完走するために覚えておきたい9つのことをご紹介したいと思います!

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目次

ロードバイク初心者がホノルルセンチュリーライド100マイルを完走するために覚えておきたい9つのコツ

では早速見ていきましょう!

100マイルはそもそも初心者向けではない

最初の落とし穴がコレ。
「ホノルルセンチュリーライドはスポーツバイク初心者でも楽しめますよー♪」とうたっているけど、それは100マイル以外のコースの話だと私は思っています。

ホノルルセンチュリーライドのコースは

  • 25マイル(約40キロ)
  • 50マイル(約80キロ)
  • 75マイル(約120キロ)
  • 100マイル(約160キロ)

の4つがあり、事前に決める必要がなく当日の体調などで好きなコースを走っていいということになっています(完走証に入れるコースも自己申告制)。

このうち完全なるロードバイク初心者がぶっつけ本番で走って楽しめるのは25マイルと50マイル。
景色などを楽しめず、ギリギリ完走でいいなら75マイルもいけるかもしれません。

でもロードバイク初心者が事前練習を何もせずに100マイルを完走するのはかなり難しいはず。
(自転車以外のスポーツ経験がある人ならなんとかなるかもしれませんが)

私は自分なりにとはいえホノルルセンチュリーライドの100マイル完走に向けて練習をしてきました。
それでもけっこう厳しいコースだと感じたし、コースを間違えずに走れてもギリギリ完走になったと思っています。

ホノルルセンチュリーライドというイベント名になっているので100マイル完走に憧れる気持ちは良く分かります(私もそうですし!)。

でも運動経験もなく練習もまともにしていないロードバイク初心者が楽しみながら100マイル完走できるようなコースではないので、まずはそこのところをしっかり認識しておきましょう。

「ガチのロードバイク初心者だけど、100マイルに挑戦したい!」と言うのなら

  • 事前に走る練習をする
  • お金にものを言わせてバイクを軽量化&走力を上げるアイテムを投入する

のどちらかを考えることをおすすめします。

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けっこうアップダウンがある

これは上で書いた内容の補足ですが、ホノルルセンチュリーライドのコースは意外とアップダウンがあります。

私はなんとなく「ホノルルセンチュリーライドは初心者でも走れるコースだからアップダウンは少ないゆるいコースだろう」と甘く見ていました。
(いちおう坂練習はしていったけど)

ところがどっこい、ホノルルセンチュリーライドは坂がけっこう多い(´Д` )

ひたすら登り、とか長い坂はほぼないけど、けっこうな斜度の坂はいくつかあるので、
坂に慣れていないと時間を取られます。

特に坂で降りて押してしまいがちな人はそこで時間がなくなってしまうので100マイル完走は厳しいです。
100マイル完走したいなら普通の坂は遅くてもいいから漕いで登れるくらいになっておいた方がいいです。

「ホノルルはほぼ平坦コース」なんて言う人をたまに見かけますが、騙されてはいけません(`・ω・´)
あれのどこがほぼ平坦なんだ(´Д` )

私もあやうく騙されるところでした。
事前に坂練習したから余裕で完走できちゃうかも、と一瞬思ってしまったよ…(汗)。
(実際はかなりゼイゼイ言いながら走ってた)

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補給食は日本から持って行く

補給食は自分に合ったものを多めに持って行くのがおすすめです。
ホノルルセンチュリーライドではエイドで飲み物や食べ物がふるまわれますが、その多くはオレンジ、バナナ、クラッカー、プレッツェルなど。
たまにシェイブアイスやドーナツ、スパムむすびなども出されますが、どれも普段食べなれていないし、即エネルギーになりにくいものばかり。

ただでさえ完走ギリギリで長時間走っている訳ですから、身体が吸収しやすい、食べ慣れた補給食を摂取した方が身体の負担が減って走りやすくなります。
なので、羊羹やゼリー系飲料、ドリンク用の粉末などを日本から持って行くといいですね。
(メイタンサイクルシャージやBCAAドリンクはおすすめ!)

液状、ゼリー状のものは飛行機内への持込制限があるので、ボトルに入れて輪行ケースに入れて預けるといいでしょう。

グループBでスタートする

ホノルルセンチュリーライドではスタートする時に

  • グループA (集団走行に慣れている速い人)
  • グループB (平均時速20キロで走れる人)
  • グループC (景色を楽しみながらのんびり走る人)

の3つのグループにわかれます。

ロードバイク初心者の場合平均時速20キロに達しない人も多いので、その人達はグループCになる訳ですが、

100マイル完走を狙うならグループCではなくグループBの後方でスタートする方が完走率が上がるはず。

グループCは本当にのんびり走る人が多く、100マイルの人が少なめだし、最後のスタートになるので走れる時間が減ってしまいます。

グループCよりもグループBの方が少し早くスタートできるし、100マイル走る人も多いので、その人達についていく方が完走できるペースで走れるはず。

グループ分けは自己申告制でスタート時にチェックしている訳ではないので、グループBがスタートする直前に後ろにささっと入ってしまえばOK。
平均時速18キロ、又はそれ以下の人はグループBの最後尾につくといいでしょう^^

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休憩はのんびりしすぎない

ホノルルセンチュリーライドはコースやエイドからの景色が素晴らしいので、休憩やライド中につい写真撮影をしすぎたり、のんびり休みたくなってしまいます。

ですが、初心者は走るペースが遅い訳ですから、長い時間走らないと時間内に完走できません。

私も今回やってしまいましたが、景色の良いところでゆったり写真撮影したり、エイドでのんびり休憩をしてしまって、当初の予定より時間が足りなくなって焦る、という失態を演じました(´Д` )

ペースが遅い初心者が100マイル完走するためには「のんびり楽しみながら走る」という事を多少なりとも犠牲にしないといけません。

写真撮影はスピーディに、エイドでは最低限のトイレや補給、ストレッチなどにとどめてペースを崩さないように気をつけましょう。
のんびりして後で困るのは自分です(`・ω・´)
(↑経験者は語る)

ホノルル出発前から早起きをしておく

ハワイはけっこう時差がきついです。

簡単に考えると、ハワイが朝5時の時、日本は夜中の12時。
日本が朝5時の時、ハワイが朝10時。
つまり、時間だけ考えると日本よりハワイの方が遅れていることになります。
(実際は日本の方が早いんだけど)

ホノルルセンチュリーライドは朝6:15にスタートなので、当日は朝5時に起きるとしたら、日本時間は夜中の12時。
いきなりホノルルに行ってこのリズムで100マイルを走るのは厳しいですよね。

なので、できればホノルルに出発する前に少しずつ早起きをして体内時計をハワイ時間に近づけておくのがおすすめ。

私は最終的には朝5時起きになるようにしてからホノルルへ出発しました。
日本で朝5時でもハワイは朝10時なのですが、何もしないよりはマシ。
もちろんホノルルに着いてからもできるだけ早起きしてイベント当日まで身体を慣らしました。
できるだけベストコンディションで走れるように、少しでも早起きしておくと違いますよ^^

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ホノルルは天気が変わりやすい

ハワイは南国なせいか、天気が変わりやすいです。
特にホノルルセンチュリーライドのコースは山が近いところもあるので、そのあたりでスコールのような雨が降ることが多いそう。

なので走っている時に雨は降ると思っていた方がいいですね。
濡れるのが嫌ならレインウェアを持っておくといいですが、9月といえどまだまだ夏なので、濡れた方が涼しくなるし、走っていればすぐに雨も上がって乾きます。

私も一応100均のレインウェアを持って行きましたが結局使いませんでした。

そのかわり、スマホが濡れないようにジップロックなどを持っておくのがおすすめです。

コースを間違えないように注意する

これは私のことです…(´Д` )
コースを間違える人なんてなかなかいないそうですが、それでもゼロではないようです。

ホノルルセンチュリーライドは4つのコースがあり、その全てでほぼ同じコースを走ります。
(短いコースは途中で折り返す)

なので、100マイルを走る場合は一番遠くまで走ることになりますが、コース表示を見間違えて途中で折り返すコースに入ってしまうと私のように短いコースで終わってしまいます(泣)。

なので、コース表示に注意し(”RETURN”は折り返しコース)、エイドごとに地図でルートをチェックするようにしましょう。

まわりに人がいてもその人達は100マイルじゃないかもしれないので、自分で把握することが大切です(`・ω・´)

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回収車はない

ホノルルセンチュリーライドには回収車はありません。

イベントでの注意事項には「回収車はないから無理しないで帰ってこられるコースを選ぶようにしてねー」とはっきり書いてあります。
だからこそ、当日の体調などによって好きなコースを選べるようになっているのでしょう。

回収車があるイベントであれば、途中で走れなくなっても帰ってこられます。
ですが、回収車がないホノルルセンチュリーライドでは100マイルに挑戦して途中で走れなくなっても、原則自力で戻らないといけません。

なので、100マイルを走るつもりならこの点も考慮した上で走らないといけません。
パンクした時に自分で直せるか?途中で走れなくなったらどうするか?などを考えておきましょう。

私はパンクのリスクを減らすためにタイヤを新しいものに換えました。
そして一週間前に130キロを走っておいたので体力的には問題ないことを確認、時間に間に合わなくても自力で走って帰って来られると踏んでいました。
怪我や体調不良の場合にはタクシーに乗れるようにお金を多めに用意し、Uberも使えるようにしておきました。

初心者は体力的にも知識的にも不足している事が多いため、万が一の時に一人で解決する事が難しくなります。

なので、回収車がないイベントで背伸びして100マイルを走ること自体が初心者にとって大きなリスクだという事は認識しておくべき。

その上で、それでも出来る限りの準備をして100マイルに挑戦するのか、無理せずに他のコースで楽しむのか。
それを当日前にしっかり考えておきたいですね^^

以上、
「ロードバイク初心者でもホノルルセンチュリーライドを完走できる?100マイルを狙うなら覚えおきたい9つのこと。」
でした^^

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