ツールドちば2017に参加!【その3】123.5キロ、千葉の絶景コースに挑む!【ロードバイク初心者】

こんにちは。
ホノルルセンチュリーライド出場を目指し、ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。

前々回、前回に引き続き、先日参加したツールドちばのレポートをお送りします^^

最初の記事はこちら→ツールドちば2017に参加!【その1】
前回の記事はこちら→ツールドちば2017に参加!【その2】

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目次

残りは半分の60キロ!追い風に助けられ足きりは回避!

お昼休憩を終えて残り60キロを完走すべく走り出した私。

大好きな海沿いを走っているはずなのに、指導員さんたちに遅れないように、バランスを崩したりしないように前の人と路面を見て走るのが精一杯。

左側に見えるきれいな海はあまり堪能できませんでした(´Д` )

ですが、お昼休憩後は追い風が来てくれたのが不幸中の幸い。

指導員さんに走り方のアドバイスを受けながら(贅沢!)、追い風に乗って走っていたら瞬間最大速度を31キロまであげることができました(一瞬ね)。

 

そのままの勢いでようやく最後の第3エイドステーションに到着。

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ここでは生のブルーベリーを凍らせたものがふるまわれていました。
ヒンヤリして美味しかったです^^

ただ、炭水化物を入れないと不安だったのてまたもやここで持参していたミニ羊羹で補給。
33キロ先のゴール地点への英気を養います。

この第3エイドで規定の時間に間に合ってないと足きりで回収バスに乗せられるルールだったのですが、足きり時間より前だったのでリタリアにはならず一安心。

このエイドでは残り少ない参加者達(笑)と指導員さんたちでたわいもないトークで盛り上がって楽しかったです^^

走り方や休憩の仕方とかをすごく走れる人達に直接教えてもらえたのが良かったですね。
もっと根性出して速く走ってたらこんな事もなかったと思うので、無理しないで正解だったかも(笑)。

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このエイドでは海もきれいに見えてかなりリフレッシュできました。
(写っているバイクは人様のものです)

最終エイドで休んだし、あとは33キロ走ってゴールするだけ!

休んだ直後はかなりいい感じだったのでその勢いでゴールできるかと思いきや、数キロ走ったあたりで急激に疲労感と筋肉の辛さが襲ってきました。

初心者らしい疲労と筋肉の痛みを感じつつも、100キロ走破を達成!

お尻は中盤から痛かったけど、90キロ以降は別物の痛さ。

ずっとサドルに乗せていられず、お尻を浮かしたりずらして漕いだりしないといけなくて、そのせいで速度が落ちてしまいます。
でも痛いから普通に走るのは無理。

あと腰も痛くなったけど、特に辛いのは腕。
二の腕が本当に辛くて、持ち方を変えられるロードバイクで良かった!と心から思いました。

 

そんな辛い思いをしながら走っていましたが、97キロを越えたあたりからややテンションが上がってきました。

そう、私はロードバイクで100キロ以上走るのはこれが初めて。
(練習はあえて99キロでやめたから)

100キロに近づくサイコンを見ながら心の中でカウントダウンし、100という数字が出たときは感動で涙ぐんでしまいました。

全然走れない私でも、頑張れば100キロ走れるんだ。

怖さを感じることもあるけど、ロードバイク続けてて良かったな、と思えましたね。

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そこから数キロはテンションが上がっていましたが、身体の痛みと疲れの方が勝ってやっぱり辛さは変わらない。
一人でとまることは原則NGだけど、あまりにも辛かったので110キロ越えたあたりで一人で止まって休憩させてもらいました。

その時に飲んだ水の美味しいことといったら!

急いで皆に追いつかないと、とできるだけ頑張って走っていたら結局皆も少し先のコンビニで休憩していたので合流できました^^

コンビニを出てゴールまで残り10キロ。

そこからはもうまわりの風景は覚えていません。
またもや心の中でカウントダウンをして、あと8キロ、あと7キロ、と思いながら走っていました。

123.5キロを完走!無事にツールドちばのゴールへ

そして、ようやくゴール地点へ!

ゴールで待っていた参加者達に拍手で迎えられ、ハイタッチしながらのゴールでした。
地元の人達が演奏してくれるおはやしが鳴り響くなか、ゴール地点で頂いたコーラの美味しかったこと!
(疲れすぎてて頭まわらなかったので画像がないです・・・)

無事に完走証を受け取り、後半一緒に走った人達で写真をとって健闘をたたえあいました。

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もらった完走証。
123.5キロの数字が感動を呼びます。

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サイコンもしっかり123キロを表示。

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宿に移動した後で平均時速を見たら時速18キロになっていました。
ゴール後はちんたら走っていたので、ゴール前の平均時速はもう少し速かったと思われます。
結果的に時速18キロで走れていたようです。

興奮冷めやらぬ中、皆さんと別れて予約しておいた近所の宿へ。

途中足を伸ばして食料を買い込み(朝食のみ付く宿だった。そしていったん宿に入ったら外食に出かけるのがおっくうになりそうだったので)、宿まで走ります。

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疲れた身体を癒してくれる、海辺のペンションが最高だった

ゴール地点に近いというだけで選んだペンションでしたが、大当たりでした。

私が宿泊したのは富浦のペンション「夕陽の岬」さん。

館山湾を望む場所に位置し、テラスや部屋からは海だらけの絶景が楽しめます。

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宿泊翌日の朝食。
お料理はもともと美味しかったですが、この絶景を見ながら頂くとさらに美味しく頂けます^^

飲食物の持ち込み可なので、到着した時の夕食は買ってきたものをこのテラスで頂きながら夜の美しい海を堪能しました(原則朝食のみプランだけ)。

お部屋はもちろん、共同トイレやお風呂も清潔なので気持ちよくすごせます。

お部屋にいても波の音が聞こえてくるので、もったいなくてテレビをつける気になれませんでした。

オーナーさんも感じの良い方で、ロードバイクを屋内に入れられるか事前に聞いたところ、快く対応してくださいました。

また富浦や館山に自転車で行くことがあれば、絶対に再訪したいと思うぐらい良かったです。
(複数名でロードバイクで行く場合は、保管場所を事前に問い合わせた方がいいと思います)

 

宿泊翌日は自宅に帰るだけでしたが、気持ちの良い朝だったので海辺を少し走ってから富浦駅へ。

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前日とはうってかわって、のんびりと一人で海辺を走れたので心から楽しめました(笑)。

そこから電車で輪行して無事に帰宅しました^^

ツールドちば2107に参加するためにかかった費用

ちなみに今回ツールドちばに参加するためにかかった費用は以下の通り。
(今回だけ使ったもののみ、今後も使えるアイテム購入費は含まず)

参加費(エントリー代) 10000円
事前に購入した補給食  800円ほど
移動の電車代往復 4615円
前泊宿代 6150円
後泊宿代 6480円
現地で買った食べ物 2210円
計 約30200円ほど

食事をコンビニ食ですませたせいか、思っていたより安くあがりました。

これぐらいで済むなら、今後も気軽に参加できそうです^^

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ツールドちばに参加して思ったこと、感じたこと

普段は平均時速16キロと遅い私なのに、平均18キロで走れたのはびっくりでした。

房総は交通量が少ないこと、路面が比較的良くて走りやすいこと、後半はほぼアップダウンがなかったこと、指導員さんについて行くことでモチベーションが保てたことなどが勝因な気がします。
(すべて私の力ではない)

一人で走っているとちょっと辛くなるとすぐに止まって休憩してしまうけど、指導員さんたちは遅い私でも完走させるために手を尽くしてくれるので、足きりにならないギリギリの速度で引っ張ってくれます。

指導員の方々がいなかったら一人で適当に走って心が折れて、とっくに回収車に乗っていたか足きりになっていたことでしょう。

そういう意味では、初のロングライドイベントをツールドちばにして良かったと思います^^

 

そしてもう一つ感じたのは、補給について。

前回99キロ走って最後の方でハンガーノックになったので、今回はかなりこまめに、多めに補給することを心がけました。

だけど、他の人を見ると皆そんなに食べてないみたいで、私の燃費が悪いのかな?と感じましたね。

補給しても10キロも漕ぐと小腹が空くので、ハンガーノックになるのが怖くてエイドごとに多めに食べるようにしました。

エイドには炭水化物がないところもあったので、ウィダーインゼリーやミニ羊羹を多めに持って行って本当に良かったです。

私にはミニ羊羹が合ってるようで、コンパクトでかさばらず食べやすいし、エイドで出される味噌汁とかに合うのもいい感じです。

さすがに食べすぎか?とも思ったけど、夕食の時間になったらちゃんとお腹は空いたので、多めに食べるぐらいが丁度いい感じ(私の場合)なのかも。

 

その証拠に、前回あった頭がぼーっとする感じとかは今回一切なかったです。

100キロ超えたあたりはひたすら腕と腰とお尻がきついだけで、吐き気とかのハンガーノックぽい症状はなかったので。

やっぱり長時間走り続けるとエネルギーはどんどん無くなっていくんだと実感しましたね。
これからは早めに多目の補給を心がけます!

あと、イベント時には自分でも補給食をしっかり用意しないとダメだと感じました。

 

かなり長くなってしまいましたが、ツールどちば2017参加レポートは以上です!

初のロングライドイベントは思っていたよりもハードでしたが、得るものも沢山ありました。

走っている途中は景色を眺める余裕もありませんでしたが、多くの人にサポートして頂いて走ることだけに集中できたのは本当にありがたかったです。

ボランティアスタッフの皆様はもちろん、そうでないスタッフの皆様、指導員の皆様、一緒に走ってくださった皆様に心よりお礼申し上げます。

おかげで、今までと違う走る楽しさを垣間見られた気がします。

次はいつになるか分かりませんが、また別のロングライドイベントに出てみたいですね^^

以上、
「ツールドちば2017に参加!123.5キロ、千葉の絶景コースに挑む!【ロードバイク初心者】」
でした^^

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