ロードバイクのギアの種類まとめ【前編】コンポーネントとは&シマノのグレードを解説【初心者向け】

こんにちは。
ホノルルセンチュリーライド出場を目指し、
ロードバイクでロングライド修行中の
初心者アラフォー女、nicoです。

ロードバイクは細かく変速できるギアがついているのが
大きな特徴ですが、そのギアにも
いろいろな種類がある事をご存知ですか?

今回は、ざっくりとしか知らない人も多い、
ロードバイクのギアの種類について
分かりやすく解説していきます!

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目次

ロードバイクのギアの種類をざっくりおさらいしてみよう

まず最初に知っておくべき事をお伝えしましょう。

ここまでロードバイクのギアという言い方をしてきましたが、

ロードバイクのギアはギアだけで
パーツを買ったりくっつけたりするのではなく、

「コンポーネント」というまとまりの中の
パーツとしてギアがあります。

コンポーネントの内訳は、
ブレーキ&シフトレバー、ブレーキ、クランクセット、
ボトムブラケット、フロントディレイラー、リアディレイラー、
チェーン、カセットスプロケット、となっています。
(だいたいの場合これらのはずで、
この内訳が組み合わさってギアシステムになっている)

↓こういうパーツたち。
シマノコンポ

なので、「ギアの種類・グレード=コンポーネントの種類・グレード」
と言えますね。


そして、もう一つ知っておくべき事は、
「コンポーネントはロードバイクメーカーが作っている訳ではない」
という事。

ロードバイクメーカーが作っているのは
主にフレームで(他のパーツを一緒に作っているメーカーもあるけど)、
コンポーネントはロードバイクメーカーと
別のメーカーが作っているものをくっつけて販売しています。
(完成車での販売の場合)


で、ここからようやく本題に入るのですが、
ギアを含むロードバイクのコンポーネントを作っているのは
世界でもそんなに数多くなく、

実際に世界のロードバイクで多く使われているのは
日本の「SHIMANO(シマノ)」と
イタリアの「CAMPAGNOLO(カンパニョーロ)」
のふたつ。

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ここからは、それぞれのギアを含む
コンポーネントのグレードと種類を軽く解説していきます。

では、まず、シマノから。

シマノのコンポーネントで一般的なロードバイクで使われているのは
6種類あり、
グレード順に並べると

デュラエース>アルテグラ>イチマルゴ>ティアグラ>ソラ>クラリス

となっています。
(左にいくほどグレードが高い)


それぞれのコンポーネントのグレード、種類の特徴を軽くご紹介すると、

・DURA-ACE(デュラエース)
リア11速。
シマノのコンポーネントの中では一番グレードの高いデュラエース。
最軽量で機能性も非常に高く、プロが使うレベルのモデル。
ただし、その分価格もかなりお高い。

・ULTEGRA(アルテグラ)
リア11速。
シマノでは二番目のグレードのコンポーネント。
デュラエースとともにレースにも対応できるハイグレードモデル。
プロではないがレースでの走りにこだわりたい人、
スペック高めのコンポーネントが欲しい人にはおすすめ。
やはりこちらの価格もややお高め。

・105(イチマルゴ)
リア11速。
シマノのロードバイク用コンポーネントでは
真ん中あたりに位置する105。
中級グレードとは言え、レースでの使用にも耐えられる性能を持つ。
初心者のロードバイクには105以下で充分。
価格とスペックのバランスが素晴らしく、コスパが良い。

・TIAGRA(ティアグラ)
リア10速。
やや下のグレードに感じられるかもしれないが、
初心者が使うには必要充分のレベル。
価格も比較的安めなので上のグレードと迷うなら
まずはティアグラにしてみてもいいかも、初心者なら。

・SORA(ソラ)
リア9速。
ロードバイク用コンポーネントのエントリーモデル。
ロードバイク用では下のグレードだが、
耐久性もあるので初心者が使う分には全く問題なし。
当然一番安いので、予算がない人は
ソラ狙いでいくのがおすすめ。
安くても一定レベルの性能はちゃんとある。

・CLALIS(クラリス)
リア8速。
お手頃なエントリーモデルで、どちらかというと
街乗り用のロードバイクに向いている。
安いものでいいからロードバイクを試したい、
という人にはおすすめ。
ロングライドやレースを考えるようになると
物足りなくなる可能性も。

もう一つのカンパニョーロについては、
次回の
「ロードバイクのギアの種類まとめ【後編】カンパニョーロのグレード&シマノとの比較を解説【初心者向け】」
をどうぞ^^

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