スプロケット交換にはどんな効果があるの?調べてざっくり解説してみた。【ロードバイク初心者】

こんにちは。
ホノルルセンチュリーライド出場を目指し、ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。

ロードバイクに乗ることに慣れてくるとロードバイクを自分好みにカスタマイズしたくなりますよね。
そんな時、多くの人がカスタマイズに乗り出すのがスプロケット交換。

私はスプロケット交換をすることで走りが変わるという事は何となく知っていましたが、実際にどんな効果があるのかは良く知りませんでした。
という訳で今回は、初心者の方でも分かるように、スプロケット交換でどのような効果があるのか、ざっくりと解説してみたいと思います。
(あくまでざっくり!)

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目次

ロードバイク初心者でも分かる!スプロケット交換をすることで得られる効果を解説。

ではまず、スプロケットとは何かについておさらいしましょう。
スプロケットとは、ロードバイクのチェーンがかかっている歯車のこと。

今回のスプロケット交換については後輪についているスプロケットの話なので、その前提で書いていきますね。

後輪についているスプロケットはこういうのですよね。
スプロケット
(AMAZONより引用)

後輪のスプロケットはいくつもの歯車が組み合わされています。
この歯車の数、そして歯の数の組み合わせによって漕いだときの自転車への力の伝わり方が変わるんですねー。

大きくて歯が多い歯車だと、軽い力で回すことができますが、力が少ない分推進力はありません(前に進みにくい)。

小さくて歯が少ない歯車だと、回す時に力がいりますが、力がかかっている分前に進みやすくなります。

で、後輪のスプロケットはいくつもの歯車が組み合わさっているので、大きくて歯が多い歯車から小さくて歯が少ない歯車を使い分けることで、その時その時の状況(体調、坂道など)に合わせて自分がこぎやすい歯車を選んで快適に走ることができるんですね。

そして、長くなってしまいましたが、ここからが本題。

後輪のスプロケット交換をすることで、どのような効果があるのでしょうか。

単純に使いまくって劣化、磨耗したために新品に交換するという理由は置いといて、スプロケットの歯の数(大きさ)や枚数(いくつ歯車があるか)を変える場合の効果です。

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最近のスプロケットは10速(10枚)の12-25Tが多いそうで、これは
「一番小さい歯車の歯数が12個」「一番大きい歯車の歯数が25個」
という意味です。

スプロケットの組み合わせには色々とあり、11-25T、11-28T、11-32T、などさまざまです。

先ほど説明したことを踏まえると、一般的な12-25Tに比べると

11-25T → 軽く漕げる歯車が少ない(=初心者にとっては坂がキツい)。でもギアが細かく使い分けられる。
11-28T → 歯車同士の歯数の差がさほど大きくないため細かくギアを変えられ、かつ坂も比較的登りやすい。
11-32T → 軽く漕げる歯車が特に多い(=坂が苦手な人に向いている)。

という感じになります。

それぞれの数字の間に開きがあればあるほど、歯車同士の歯数に差がでます。

つまり、それぞれの歯車の歯の数は
12-25Tだと、12, 13, 14, 15, 16, 17, 19, 21, 23 となり、
11-32Tだと、 11, 12, 14, 16, 18, 20, 22, 25, 28, 32 となります。
(一般的には)

12-25Tでは隣同士の歯車の歯の数にさほど差がないのに比べ、11-32Tだとそれぞれの歯車の歯数に差が出ます。

という事は、12-25Tにすると坂道は楽になりますが(大きい歯車が多いから)、細かいギアの使い分けがしづらくなるということ。
ゆるやかな坂を登るときなどに「コレとコレの間のギアがあればいいのになー」と感じる可能性があります。

12-25Tだと大きい歯車がないので坂は辛くなりますが、その分ギアの使い分けが細かくできるので色んな場面でより効率的に速く走ることができるんですね。

なので、どのスプロケットがいいの?という疑問に対しては、「人による!」という回答しかできない、という事になるでしょうか。

とにかく坂が苦手、というなら効率よく走ることを犠牲にして11-32Tにするでしょうし、
坂は平気だけどもっと全体的に速く走りたい、という人なら12-25Tでいいですよね。

下を12にするか11にするか、そして上を28にするか、32にするか、はたまた30にするかはその人がどのように走りたいか、何が得意で何が苦手かによる、という事ですね。

長々と書いてしまいましたが、まとめます。

スプロケット交換で得られる効果をざっくりまとめると、

苦手な部分の走りを楽にしてくれたり、伸ばしたい部分の走りをサポートしてくれる

と言えると思います。

私の浅い知識で知る限り、坂が苦手な初心者は大きい歯があるスプロケットにかえて坂対策をする。
そして坂などにある程度慣れてきたら、大きい歯はなくてもいいのでより効率よく走れるようにスプロケットを戻すか、さらに歯車の数同士を狭めてより効率を追及する、という人が多いようですね。

初心者なりに調べてまとめてみましたが、お分かりいただけましたでしょうか?
あくまでざっくり、という前提でお読みいただけたら幸いです。

こういう風に自分の走りに合うようにカスタマイズできるから、ロードバイクって楽しいんだろうな、と思います。

私も大きいスプロケット入れた方がいいだろうか・・・(´Д` )
(現在12-29T。シマノでこの組み合わせってあまり聞かないけど、数え間違い?汗)

以上、
「スプロケット交換にはどんな効果があるの?調べてざっくり解説してみた。【ロードバイク初心者】」
でした。

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