疑惑のチャンピオンの感想&評価!映画のレースシーンは圧巻!【ロードバイク】

こんにちは。
ホノルルセンチュリーライド出場を目指し、
ロードバイクでロングライド修行中の
初心者アラフォー女、nicoです。

ロードバイクで40キロ走り立ちゴケして凹んだ翌日、
先日封切された映画「疑惑のチャンピオン」を
観てきました!

今回は、映画「疑惑のチャンピオン」の感想・評価を
書いていこうと思います。

※実話に基づく映画なのでネタバレ前提で書いていきます。
少しもネタバレしたくない人は読まない方がいいです。

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目次

映画「疑惑のチャンピオン」の概要・ストーリー

まず、この映画のことを全く知らない人のために
軽くご説明を。

映画「疑惑のチャンピオン」は
ロードバイクに乗っている人であれば
誰もが少しは興味があるであろう自転車レース、
ツールドフランスで前人未踏の7連覇を成し遂げた
アメリカ人選手、ランス・アームストロングの話です。


少しツールドフランスを知っている人なら
ランス・アームストロングのツールドフランス7連覇の記録、
この記録を彼はドーピングによって勝ち取ったこと、

そしてそれが明るみに出て
7連覇のタイトルの剥奪と
ロードバイクレースの世界から
永久追放されたこともご存知のはず。

それぐらい、ツールドフランスの歴史の中で
良くも悪くもインパクトを残した選手なのです。

そんなランス・アームストロングが
ツールドフランスを目指してドーピングに手を染め、
まわりをもドーピングに巻き込んでツール7連覇を勝ち取っていくさま、

そしてドーピング疑惑がかけられながらも、
それを長年にわたって巧みに隠し、
最後は追い込まれて自ら告白するところまでの物語となっています。


この映画「疑惑のチャンピオン」の原案は
ディヴィット・ウォルシュ氏の著書
「Seven Deadly Sins: My Pursuit of Lance Armstrong」(日本語では未出版)。

ウォルシュ氏は長い間アームストロングのドーピング疑惑を持ち続けていて、
徹底的に取材し、権力に屈することなくアームストロングの
ドーピング疑惑記事を書き続けたスポーツライター。

徹底的な取材と調査をもとに書き上げたノンフィクションが
映画の原案になっている訳ですから、
映画のストーリーもノンフィクションと考えていいでしょう。

映画「疑惑のチャンピオン」の個人的感想・評価

では、映画「疑惑のチャンピオン」の
私の個人的感想と評価を書いていきますね。

素直な感想は、面白かったです。

自分がロードバイクに乗っている人、
ツールドフランスなどの自転車競技を観戦するのが
好きな人は誰でも楽しめる映画だと思います。

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まず、ツールドフランスのレースシーンが
すごい迫力!

実際のレースの映像もたまに混ざるのですが、
映画のために撮影したレースシーンも
「これ、本物のレースじゃないの?!」
と思えるほどのド迫力。

実際のツールの映像も迫力があるのですが、
映画で見せるという前提で作っている映像は
ものすごく興奮させられます。


それに、ランス・アームストロングを演じた
主演のベン・フォスターをはじめ、
選手役の人たちの走りの演技がすごい!

おそらく、引きや後ろから撮ってる高速の走りは
本物の選手などで吹き替えたりしているんでしょうが、

それを差し引いても身体がプロの自転車選手っぽく
仕上げられているし、
走りのフォームや漕ぎ方がプロっぽい!

これは、かなり皆さん練習を積んだとみた。

見た目や映像に関しては
ピカイチの感想と評価をあたえたいですね。


ただし、一つの映画として
アームストロングや自転車競技を
全く知らない人が観たら楽しめるかというと、
そのあたりは微妙な気がします。

アームストロングやドーピングに関する話は
長年、多岐に渡るエピソードがあるため
それを約2時間で分かりやすく
まとめて訴えるのは難しいかと。

ストーリー展開や説明が非常に簡潔でテンポが早く、
「ってことはどういう事?」
と理解できないまま次のエピソードに移ってしまうので
予備知識が全くない人はついていくだけで
精一杯になってしまうかも。


あと、個人的にはもう少し、
アームストロングが最後に自ら告白する前の
心の動きを描いて欲しかった。

尺が足りないせいだとは思いますが、
真ん中あたりでヒーローとして人に感謝されるところで
少し良心の呵責を感じていそうな表情とか
そういう心の動きを見せられてぐっときたので。


個人的な感想としては面白かったですが、
映画としての評価は最高ではないかな。
中の上ぐらい。

でも、これまでは
ドーピングはいけない事だと単純に思っていたけど、
この映画を観て
自転車競技の世界ではそんな一言で片付けられないほど
深い問題になっているんだと感じました。

100%ドーピングを無くす、とは言っても
ひっかからない成分ならいいんじゃないかとか、
あの選手はひっかからないのに
こっちでは検査で陽性になったとか・・・。

人間の欲望やさまざまな心理と、
検査方法などが複雑に絡み合っているため
一朝一夕でクリーンな世界に変えるのは難しい。

「僕はドーピングしません!」
と100%クリーンな選手が一人いても、
それ以外の全員の選手がひっかからないドーピングをしていたら
「自分だけクリーンでいるなんてあほくさ」
って思っちゃうだろうし・・・。

選手たちも色んな葛藤を抱えているんだろうなと。

まあ、このブログを読んで下さっているアナタは
ロードバイクに興味があるはずですから、
そんなアナタにはおすすめの映画ですよ^^

以上、
「疑惑のチャンピオンの感想&評価!
映画のレースシーンは圧巻!【ロードバイク】」
でした。

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