海外飛行機輪行の梱包手順!リアディレイラー外さない&OS-500Ver.!【ロードバイク初心者もOK】

こんにちは。
ロードバイクでロングライド修行中の初心者アラフォー女、nicoです。

昨年念願叶ってホノルルセンチュリーライドに参加することができた私。

その時にかなり不安で悩んだのが飛行機輪行の梱包をどうするかという事。

試行錯誤の上、オーストリッチのOS-500でリアディレイラーを外さない梱包方法に落ち着きました。

今回は、同じように海外輪行の梱包に悩んでいる方と、自分の備忘録のために梱包手順を残しておこうと思います^^

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目次

OS-500を使った、リアディレイラーを外さない海外飛行機輪行の梱包手順を大公開!【ロードバイク初心者】

最初にお断りしておきますが、この方法はいろんな方のやり方を参考にしつつ、自分なりのアレンジを加えた梱包方法です。

OS-500を使う場合はリアディレイラーを外すことが推奨されているので、私と同じように外さない場合は自己責任で行なってください。

また、この梱包方法で破損、故障などに繋がった場合でも当ブログでは責任を負いかねますのでご了承下さいm(_ _)m

では早速、海外飛行機輪行用梱包手順を見ていきましょう!

飛行機輪行の梱包に使うもの

  • 輪行袋(オーストリッチOS-500)
  • アーレンキー
  • ペダルレンチ(ペダルスパナ)
  • リピートタイ(繰り返し使える結束バンド)
  • 緩衝材(プチプチ)
  • 養生テープ
  • エンド金具(フロント用、リア用)
  • チェーンカバー、スプロケットカバー
  • 100均などのベルクロテープまたは紐
  • 古タオル

今回使用している輪行袋はこちら↓

飛行機輪行の梱包手順

ではここから、梱包手順を画像付きで解説していきます^^

ギアをアウター&トップに入れる

ロードバイクを分解する時にギアをアウターとトップにしておくとやりやすい。
フロントギア(サドルの下のギア)は大きい歯車に、リアのギア(後ろのギア)は一番小さい歯車にチェーンをかけ、両方とも一番重い状態にしておく。

タイヤの空気を抜く

タイヤの空気を少しだけ、軽く走れる程度に抜いておく。
飛行機輪行ではタイヤの空気を抜く事が推奨されているが、抜かなくても問題ないという意見も多いので私は少しだけに。

着いた後に携帯ポンプで空気を入れるのが大変なので、できるだけサポートや自転車屋さんで空気入れを借りる方向で。
現地で空気入れを借りれなければ全く抜かずに行くかも。
→一度試しに空気を全く抜かずに預けてみたところ問題なかったため、今後は抜かずに預ける方向になりそう(試す場合は自己責任で)。

海外の空気入れは口金が違うのでアダプターを持っておくと便利!

サドルを下げる

私は下げないと入らなかったけど、サイズによっては下げなくても入る人もいるので、各自で様子を見ながら。

サドルを下げる場合は、あらかじめ元のサドル位置をマーカーなどで印をつけておくと戻す時に分かりやすい。


サドルはアーレンキーを使って緩めることで高さを変えられる。

付属品を外す

ライトやサイコン、ボトルケージ、携帯ポンプなどの付属品を外す。
ボトルケージ等はアーレンキーで外せる。

ブレーキアーチをゆるめる

前後輪のブレーキ部分にある、このツマミを上に開いてブレーキアーチをゆるめる。

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前輪を外す

ロードバイクを裏返して、前輪を外す。
クイックレバーを開いて、反対側にある調整ネジをゆるめながらホイールを抜くと外せる。
ネジは完全に外さずに、中に入っているバネは絶対になくさないように!


(右の緑色のが軍手をした手)

後輪を外す

前輪と同じ要領でクイックレバーを開いてゆるめながら後輪を引っ張り出す。


この時、変速機をやや後ろに引きながら後輪を外すと外しやすい。
(変速機を引くと空間ができて外しやすくなる)

ペダルを外す

ペダルレンチ(ペダルスパナ)を使ってペダルを外す。
右足はネジを左に回し、左足は右に回すと緩められる。

フレームをカバーする

緩衝材(プチプチ)や市販のカバーを使ってフレームをカバーする。
プチプチは養生テープでとめる。

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ブレーキレバーを固定する

リピートタイを使ってブレーキをかけた状態でブレーキレバーを固定する。

クランクを固定する

クランクが回らないように一方をフレームにリピートタイで固定する。

リアディレイラーをフレームにつける

本当はリアディレイラーを外したかったけど、どう頑張っても外れなかった(´Д` )
ネジをつぶすのも怖いし、外した後につけるのも自信がないので外さない方向に。

リアディレイラーは破損しにくいようにフレーム側につけてリピートタイでとめておくことに。


リアディレイラーを前輪側に倒してフレームにつけ、リピートタイで固定。

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エンド金具をつける

フロントフォークとリアエンドにそれぞれエンド金具をつける。

フロントフォーク(前輪がはまってたとこ)には棒状のエンド金具を、前輪を外したのと逆の要領でレバーとツマミで締めながらつける。

リアエンド(後輪がはまってたとこ)には四角い形のエンド金具を同じようにつける。
飛行機輪行の場合電車輪行と違って立てないので、四角いのが上に来るようにしてつける。


上向きにしてつける事でリアディレイラーを少しでも守れるようにする。
ディレイラー側に(前輪側)にやや内側に傾けてつけるとより良さそう。

リアディレイラーを保護する

リアディレイラーを緩衝材などでくるんで保護する。

チェーンを固定してチェーンカバーをかける

チェーンが揺れないようにリピートタイでフレームに固定してから、チェーンカバーをかける。


チェーンカバーの上からもリピートタイでとめておくとより安心。

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チェーンリングを保護する

チェーンリング(サドル下の歯車)が曲がる恐れもあるので、古いタオルなどを巻いて保護する。

ハンドルをフレームに固定する

ハンドルを切ってフレームに固定。


ここでは100均に売ってるベルクロテープを使った。

ホイールからレバーを外す。

前後輪のホイールからクイックレリーズレバーを外す。
この時にレバーについているバネをなくさないように注意。


後輪のスプロケット(歯車)にはスプロケットカバーをかけておく。

自転車を輪行袋に入れる

まずフレーム部分をOS-500に入れる。
私はギリギリハンドル位置を変えずにいけたけど、サイズが大きい場合はハンドルを外さないとダメかも。

次に前後輪を内側両サイドにある大きいポケットに入れる。
ディレイラー側に後輪の歯車を内側にして入れるといい感じ。


名札などが入る表側にディレイラーが向くように入れて、空港で預ける時に「万が一倒す場合はこっちを上にして下さい」と頼むと良い。

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ロードバイク以外のものを入れる


ペダルやボトルケージなどの付属品やペダルレンチ、アーレンキーなどの工具をジップロックに入れてから緩衝材でくるんで余った隙間に入れる。

工具は手荷物で持っていると没収になるため、必ず輪行袋に入れること。

ゼリー飲料やメイタンサイクルチャージなどの液体系は機内持ち込みしづらいのでボトルなどに入れて緩衝材でくるんでから隙間に入れると良い。

あとビニール袋に入れたサイクルジャージとかレーパンも入れた。
私は入れてないけどシューズとか入れるのもアリかも。
(ヘルメットは壊れやすいので輪行袋には入れない)

ただし、国際線だと輪行袋の中身もチェックされる可能性が高いので、見せられる範囲で。

電車移動中にトイレに行きたくなった時のためにロック(鍵)は輪行袋の外ポケットに入れる。
電車用のベルクロもすぐ出せるように外ポケットに。


これで飛行機輪行用の梱包完了!


付属品なしで自転車本体だけを入れた重さは10キロちょい。JALでは23キロまで預けられるから余裕。
この後付属品とかジャージとか全部入れても15キロだった。

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私は電車輪行で空港まで行くのでこういうキャリーを使って運ぶ。


キャリーに載せてくくりつけて完成!

実際にこれで空港まで運んでみたら、キャリーがあっても運ぶのは結構大変でした^^;

輪行ケースの中身の配置によっては、キャリーからはみ出ている部分が傾いて落ちてしまい、地面に擦れることも。

できるだけ真ん中に入れるか、余計なものはあまり入れないようにした方が良さそうです。

 

バランスをとるのに慣れた後は大丈夫だったし、キャリーがないよりはある方がはるかに楽なので結果的には良かったのだけど、

輪行時に電車でラッシュを避けるために飛行機の便指定をして6000円払ったので、それなら空港まで宅配した方がいいのかな?とも思いました。

私が利用したJALパックツアーなら、現地で全て自転車を運んでくれることがわかったので。

でもオーストリッチのOS-500を使って電車などで自分で運びたい!というならキャリーがあった方がいいと思います!
(あれを肩にかけて歩き続けるとか大変ですよ^^;)

電車やタクシーなどで空港まで持って行く場合は時間がかかるので、時間に余裕を持って出かけるようにしましょう。

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その他の注意事項

飛行機で預ける時は必ずショルダーベルトを外す(ひっかかって破損する怖れがある)こと。

車輪には転がる方向があるので、組み立て時にはホイールが正しく回転する方向につけること(タイヤに方向が書かれていることが多い)。

 

いかがでしたか?

長くなってしまいましたが、ここまでが私の海外用飛行機輪行の手順です!

やっている途中で色々と迷いながらもこのやり方に辿りつきましたが、今回ホノルルとの往復では全く問題なく自転車を運ぶことができました^^

JALはさすが日本の航空会社だけあって、丁寧に扱ってくれたので気になる点は全くありませんでしたね。

 

今回ご紹介した流れは、一見やる事が多くて面倒だと感じるかも知れませんが、慣れてしまえばそう大変ではありません。
(私はすごく面倒くさがりですが、やる事さえ分かれば輪行は楽しいです)

私は今回初めて飛行機輪行したことで、自分にとって無理なくできる流れを見つけました。

今後も輪行を続けていけばさらに効率よくできるようになるはず。

そうなったらまたこのブログで効率良いやり方を共有できればと思います^^

以上、
「海外飛行機輪行の梱包手順!リアディレイラー外さない&OS-500Ver.!【ロードバイク初心者もOK】」
でした^^

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